第二部 あとがき--






第二部、無事終了です!!自分でも驚いてます!キャホー!!

えー、まずはこの第二部・・・色々波乱万丈の難産続きでした・・・。
もう最後のオリジナルの話なんて、土壇場で沢山変更点があったり、前においてあった伏線を思い出して焦ったり。
何よりあのオリキャラの「雨月」がね、もうお前何なの!と言う状態でした(笑)
最初、実は天人設定じゃなくてもっとこう、違うものでした。
ヒロインと銀さんたちの世界を隔てた「壁」みたいのがあって、そこを管理してる者ですよ。みたいな今以上に不可思議キャラだったり。
でも根本は「法律ですから」とか、「法に基づいて〜」とか、あんまり今と変わらない性格だったりします。
だけど紅桜編辺りをやる少し前から、その設定に違和感を感じ初めて、これじゃこの世界観を壊しかねないんじゃ?と急遽変更したり。
いやぁ、天人って本当便利な設定ですねv(コラ)
しかしそれ以上にこいつ、実はギリギリまで名前決まってませんでした。
本当に色々な意味で小憎たらしい奴です(え)
私としては、見てくれている方の中で一人でも「コイツむかつく!!」とか思ってくれていればしてやったりです。
好かれるキャラよりも嫌われるキャラのほうが断然書き辛く、それでも嫌われるようなキャラを書いてみようと己へ挑戦してみました。
書けていたらある種のスタート地点に立てた気がします。
雨月は如何でしたでしょうか?少しでも嫌われていれば、作った私としてはある意味「よくやったよ」と雨月を誉めてやりたいです(お)

そして変更点と言えば紅桜編。
実は最初はヒロインは万事屋と一緒に最初から行動を共にしていこうかと設定していたのですが、それではあまりにも面白味がないなと。
あとはまああの時計のくだりや、色々あったので読んでくれる方にはヒロインが痛い目見るのが苦手な方もいらっしゃると思ったのですが
それでもあえて、ヒロインには恐い目に、さらには痛い目にあってもらいました。
夢だからといって怪我も何も無く都合よく話しが進む事もありませんが、逆に言えば夢だからこそ味わえるものってのもあるかなーと。
私はこれからもこのスタンスは貫くつもりです。これからもヒロインはああいった目にあう可能性は「大」です。
可愛い子には旅をさせろといいますし(なんか違う)
神楽ちゃんのように力があるわけでも、新八のように道場剣法を習っていたわけでも。
ましてや銀さんのように強いってわけでもありません。持ってるのはちょっとした格闘技術と馬鹿みたいな握力だけです。
それでもやっぱりヒロインはこれからも、頑張っていくんだろうと思います。身体的にではなく、精神的に強い子であってほしいです。
ヒロイン共々、私もちょっとずつ前に進んでいこうと思いますv


あとこの連載、一応念を押しておくと銀さんがお相手で、第二部ではすでに恋仲です。
でもそんな甘い雰囲気が微塵もないもんだから、書いている本人も、たまに首を傾げます(コラ)
新八も時折疑うほどに、甘い雰囲気がありませんね。すいません・・・。
別に甘い雰囲気がかきたくないとか、そう言ったものが苦手ってわけじゃないんです。
ただ気付くと、ヒロインがツンデレのツン期に突入してしまうんです。むしろくっつく前の第一部のほうが甘かった気がします。
第三部はそこもふまえて、頑張っていきたいと思います!
あ、でも紅桜編の終わりではその辺りをチラリと出せたと思っているんですが、どうでしょうかね??
こう、前面に押し出すってわけでは無くて、ここぞと言うところで甘い雰囲気を出したいって言うか。
今書いてて「ああ、だから甘さが少ないんだ」と思いました・・・・。全ては己の責任か・・・・。(遠い目)


ここで少しだけヒロイン含め、うちのオリキャラの固定した姿の描写が無い事に関してちょっと語ろうかなと。
雨月のキャラクターとしての姿ですがステッキにシルクハットにスーツとそれだけです。あとはなんか笑みを浮かべているとか。
それぐらいなので正直、人によって色々な「雨月」の姿があるのではと思います。例えば髪の色は何色で、とか。髪型はこんな感じ、とか。
オリキャラで一番暦の長い朔に関しても、なんか優しげな女性?みたいなそんな描写ぐらいしかありません。
私自身、あまりキャラの姿を固定する描写は控えるようにしてます。それもこれも皆さんの読む中で、自然と思い描く姿で
ありのままに読んで頂ければと思っているからです。(私自身の固定した姿はありますが、まあそれは伏せておきます(笑))
それ故、元々私の中であった「書きたいな」と思ったある話しが結局かけませんでした。
それだと、ヒロインは最初はロングヘアーで固定されてしまいます。そしてその後、ショートカットになる。みたいなそう言ったものがあったので。
まあそれも、別なところで活かせたらなーとか思ってますv
この話は見ている方々それぞれのヒロインがいて、この話しに出てくるオリキャラの姿があって。
そこで初めて皆さんの中で「前へ進め、お前にはその足がある」の世界が出来上がると思っています。
ただ、果たして自分の文章でどれだけ皆さんの想像力を掻きたてられているかは少々不安がありますが・・・。


あ、あと、所々でたまに見つけた誤字などはちょこちょこ直してます。
本当に見直してるのにいくらでも出てくる不思議・・・!本当にすいません・・・・。


何はともあれ第二部は無事に終了です。
これも皆様のおかげであります!本当にありがとうございます。
まだまだ稚拙な文章を書く私ではありますが、第三部もお付き合いいただければなによりでございます。

ここまで読んでくれた方々、応援してくれた方々。
本当にありがとうございました!!






09/03/24



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